富裕層や著名なビジネスリーダーが注目する「フードテック」流行の兆候

写真:©Adobe Stock
日本でも著名な実業家が、食肉業界を盛り上げるべく肉イベントをシンガポールで開催するなど話題であるが、世界の事業家は肉の中でも代用肉に注目しているようだ。

金融(フィンテック)、農業(アグテック)、宇宙(スペーステック)等の、テクノロジーの進化は、従来型のさまざまな産業に影響を与えている。
昨今、シリコンバレーの起業家や投資家たちの間で、食肉(食品)業界における「フードテック」が話題だ。彼らは今後数年以内に大きな変化が食肉業界に訪れると見込んで、すでに動き始めている。

「フードテック」流行の兆候として、ビルゲイツなど多くの著名なビジネスリーダーが支持し投資を開始している。さらに有望なスタートアップが登場していおり、人道的・道徳的であり環境に良いという点にも注目だ。

さらに、多くのスタートアップや企業が資金を調達している。

  • Memphis Meats(アメリカ):培養肉のスタートアップ。2017年夏のシリーズAラウンドで大手VCなどから1700万ドル(約19億円)を調達。
  • Beyond Meat(アメリカ):植物由来のひき肉やソーセージ、鶏肉を開発。小売大手ホールフーズをはじめ、すでに全米9000のレストランや小売店で販売
  • Impossible Foods(アメリカ):植物由来の肉と乳製品を開発。2017年、アメリカ国内の複数のハンバーガーチェーンに植物由来の牛ひき肉を提供開始
  • SuperMeat(イスラエル):ニワトリの幹細胞を培養した鶏肉を開発。2017年、シードラウンドで300万ドルを調達

代替肉といえば、オーガニック専門店で売られている高価な商品がイメージされるが、既に一般の食肉と同程度の価格帯で提供されるようになっている。植物由来の鶏肉を開発・販売するニュージーランドのフードテック・スタートアップ「Sunfed Meats」は、生産規模を拡大することで世界一安い肉を作ると公言している。日本でも同様のスタートアップが出る日も近いかもしれない。

参照:Forbes Japan

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