米スタートアップ育成機関「Yコンビネータ」が富裕層エンジェル投資家向け無料オンライン講座を開講

アメリカのスタートアップ育成機関「Yコンビネータ」が投資家向けの無料オンライン講座「Startup Investor School」を3月5日から開講する。スタートアップへの投資に感心がある富裕層エンジェル投資家の育成を目的とした講座だ。参加条件は以下のいずれかに該当する方のみ。

・100万ドル(約1億1000万円)以上の資金を持つ方
・年収が20万ドル(約2200万円)以上の方

今回のプログラムは、「スタートアップを支援してみたいが、何から手をつけていいか分からない」という多くの声に応え、潜在的な富裕層エンジェル投資家をサポートする目的で開講されたという。主な狙いは、グーグルやフェイスブックなどの大手テック企業の社員だけでなく、幅広い層の人々にスタートアップへの投資に参加してもらうこと。加えて、今回のプログラムから生まれた新たな富裕層エンジェル投資家の資金が、従来のYコンビネータの枠を超えた分野へと注がれることにも期待を寄せているという。

もちろん、スタートアップへの投資は非常にリスクが高いため、全ての人にとってスタートアップへの投資が有益であるとは限らない。しかしながら、多くの資金がスタートアップに投資されることによって、より多くの起業家が成功を掴めるようになる。

なお、Yコンビネータは、昨年スタートアップ企業を対象とした講座「Startup School」を開講(応募数:1万社超、うち1000社が10週間にわたる講座を修了)。Startup Schoolは今年も8月から開講される予定だ。

 

当社でも、スタートアップ企業を対象に、富裕層へのプレゼンテーション機会の提供、アクセラレーターへのプレゼンテーション協力の2つのサービスで、資金調達やその後のブランディング推進をChief Branding Officerとしてサポートするプログラム「Root Combinator」を独自に運営している。宇宙旅行ビジネスに限らず、幅広くスタートアップ企業からのご相談を受け付けているので、ぜひ一度下記よりお問い合わせいただきたい。

お問い合わせはこちら

関連記事一覧

  1. 富裕層ビジネスオーナーも必見! 損保会社がつくるイノベーションラボ「D-STUDIO」

  2. 数日間で70億円以上を調達した24枚のプレゼン資料

  3. 遂に登場、株式投資型クラウドファンディング!

  4. 富裕層インバウンドはソーシャルインパクトボンドを徹底活用する

  5. 仮想通貨に関心が高い世界の富裕層は29%

  6. 海外の銀行融資アレンジメント

リンクテキスト ビジネスオーナー向け商品はこちら