米プリンストン大学の教授が「お金があるほど幸せを感じるのは、年収7万5000ドル(約630万円)まで」という調査結果を米誌「Proceedings of the National Academy of Science(PNAS)」に発表しました。年収630万円を境に、必ずしも収入が多いほど幸福感が増す訳ではない、ということだそうです。
この調査は、全米の45万人以上を対象として、「生活に対する満足度(life satisfaction)」と喜びや怒り、ストレスといった日常の「幸福度(happiness)」を質問したものです。結果からは「生活に対する満足度」は年収が増えるほど高くなりますが、「幸福度」は一定収入を超えた時点で比例しなくなるというのです。
銀行設立を考えるような富裕層でも、日常的に「ストレス」を抱えているということですが、「貸し倒れ」や「資金調達」などの金銭面でのストレスを「銀行設立」は解消します。
ロックフェラー財団やロスチャイルド財団が銀行を設立するのも、このようなストレス回避が要因の一つになっています。
新規事業に対して相当額の資金が必要になった場合、自分の銀行を持っていれば、自分の銀行が他行や政府から資金を借り、その借りた資金を自分の事業に「融資」することが可能です。
上場会社であれば、持ち株を担保として投資銀行から融資を受ける、というスキームもありますが、上場自体が難しい現状では、銀行設立を優先させるというスキームもあります。