http://web.orange.co.uk/article/news/internet_bank_egg_to_be_put_up_for_sale
今UKの銀行も強烈に売却されようとしていて、これを買うもの手かもしれません。
UKは、もちろん先進国ですから、発展途上国の銀行を買うのに比べてリスクは低いです。
何のリスクが低いか?というと、発展途上国では、政府高官に渡す巨額のわいろが必要ではなく、全てクリーンなお金をもって、政府との関係を築き、そして銀行を運営して行くことができるところです。
わいろは、“裏金”ですから、お金を政府高官に渡しても、ちゃんとその“裏金”が機能するかはわからず、そこは、“わいろが横行する発展途上国のビジネスリスク”です。
ちなみに今話題の中国でも、わいろで政府高官は動きますから、中国、中国と言っている人々が果たしてそのリスクを分かっているのか甚だ疑問です。
2010年8月3日(火)付けの記事です。
★ シティグループが、オンライン銀行“エッグ”を500MGBPで売却へ
インターネット銀行エッグが、シティグループによって、売りに出されています。
スカイズシティの編集者のマーク、クレイマン氏が公表しています。
ウォール街の大物シティグループは、エッグを3年間持っていました。
エッグは、金融危機の後の米国政府の救済時に作られたシティグループの主要ではない部分の一部でした。
クレイマン氏は、言っています。 “エッグは、1998年立ち上げ時には、巨額の収益を得ていました。2007年シティに売却される前は”
“今までエッグは高い収益性のある銀行でしたが、最近は目立ってはいませんでした。“
“しかしエッグは、今もUK全体で200万人の顧客を抱え、数々の商品を提供しています。”
“シティは、500MGBPという高額でエッグを売りたがっていますが、これについてはコメントを避けています。”
クレイマン氏は、来月には、売却プロセスがはじまると言っています。
500MGBPは約683億円ですから、こんなもの買う側はあれこれ調べて、徹底的に値切りそうですが、ネタとしては面白いので、取り上げたいです。
英国の銀行が売りに出されるようです。英国は先進国ですから発展途上国のように政府高官「賄賂」を渡す必要がなく、そういったアンダーグラウンドにおけるリスクがありません。
中国などでも政府高官に「賄賂」を渡さないと、何一つ許可されないということを良く聞きますが、発展途上国では大なり小なり事情は同じです。
しかも、リスキーなことに「賄賂」を渡してもそれが十分機能するかは保証の限りではありません。渡し損の可能性もあるのが発展途上国でのリスクの一つです。
英国のポータルサイトが8月3日に、インターネットバンキングのエッグ銀行(http://www.egg.com/)を米シティグループが売りに出していると伝えるスカイニューズ(オンラインニュースサイト)のシティ担当マーク・クレインマン氏の記事を紹介しています。
クレイマン氏が特ダネとして伝えるところによれば、米シティグループは3年前にエッグ銀行を買収し、米国での金融危機後に米国政府の救済策よって作られたシティグループの主要ではない部分にエッグ銀行は属していました。
エッグ銀行は、1998年の設立から3年前に米シティグループに買収されるまでは、巨額の収益を得ていました。現在でもエッグ銀行は高い収益性がありますが、ここ最近は目立った存在ではありませんでした。
しかし、エッグ銀行は現在でも200万人以上の顧客を抱え、様々な商品を提供しています。
米シティグループはコメントを避けていますが、クレイマン氏の取材によればエッグ銀行を500万ポンドで売りたい意向をもっており、早ければ来月から売却プロセスが始まると伝えています。