MBKパートナーズが田崎真珠を買収し、再生に踏み出した。
田崎真珠は当時、宝飾市場の不振で4期連続の赤字を計上している。
買収額はおよそ70億円。
日本の宝飾市場は、バブル崩壊後にいわゆる中間層に的を絞った製品が売れにくくなっていた。
反対に売れていたのは、量販品、個性的な宝飾品、富裕層向けの高級品。
田崎真珠は、真珠製品を中核とした事業展開で急成長をしたが、そのような時代の変化に対応が遅れたことが理由で、業績不振に陥ってしまった。
その結果、海外ブランドの下で再建に向けた取り組みを進めることになりました。