マークスタイラーの買収から改めて考える、ファッションブランド買収後のステップ

「マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)」「ムルーア(MURUA)」「エモダ(EMODA)」などのブランドを展開するマークスタイラーが、2015年4月に中国系の投資ファンドであるシティック・キャピタル・パートナーズに買収されました。

マークスタイラーと言えば、各ブランドはもとより「マークスタイラー系」という言葉で表現されるほど、20代前半の一部の女性に人気となっていたファッションブランドです。

買収後に事業運営がうまくいかないことは、業界に関係なく往々にして起こることですが、特にファッションブランド業界はその傾向が顕著だと思います。

一般に買収後におこなわれることは次の3つのステップです。

1. 経営陣の入れ替え
2. 戦略・方針の転換
3. 事業部門責任者など要職の入れ替え

各ステップについて、マークスタイラーのケースを絡めながら見ていきたいと思います。

関連記事一覧

  1. ヤマダ電機、買収で化粧品事業に参入

  2. Japan Innovation Campus

  3. シンガポール フレンチの名店

  4. スターベイ家具

  5. 未公開株式の公正価値評価の促進

  6. サイトM&Aは21世紀型のストック型ビジネス

リンクテキスト ビジネスオーナー向け商品はこちら