丸紅グループが富裕層の事業継承支援ファンドを設立

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丸紅株式会社の100%子会社であるアイ・シグマ・キャピタル株式会社は、日本の中堅・中小企業へ投資を行なう「アイ・シグマ事業支援ファンド3号投資事業有限責任組合」を2018年6月29日に設立した。

日本国内において、プライベートエクイティファンドは、株式譲り受けの担い手として、また投資家にとっての運用対象としての期待が高まっている。3号ファンドはアイ・シグマ事業支援ファンド2号の後続ファンドとして設立され、後継者不足の深刻さが増している中堅・中小企業の事業承継案件への投資を中心に、企業統治意識の高まりにより増えている大企業のカーブアウト案件などにも取り組んでいく。

アイ・シグマは2000年に設立され、未公開株式への投資を行なうファンド事業を運営してきた。2000年から4本のファンドを運営し、現在の中核ファンドである「アイ・シグマ事業支援ファンド」は2008年の設立以来、1号および2号ファンドで累計投資数12社、累計投資金額は250億円超となっている。2号ファンドでは、2018年3月に投資した株式会社ショクカイ(業務用食品卸)、株式会社ミスズライフ(ぶなしめじ製造)を含めて、現在6社に投資している。

丸紅およびアイ・シグマは、総合商社としての幅広い業種における知見・ネットワークや、投資ファンドとしての経営手法を活用することで、投資先企業の成長促進、発展に寄与していきます。また、投資先の企業価値向上や産業活性化を通じて、国内の経済・雇用の持続的発展に貢献するとともに、投資家に対して魅力的な運用機会を提供していく。

参照:丸紅/2018年7月2日リリース

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