女性社長にとって、女性であることは男性中心の社会構造の中で有利に働くシーンもあるでしょうが、総体的に見て「女性だから」と色眼鏡で見られることの方が多いのではないでしょうか?
女性が主役であるファッション業界でも、女性社長は多くはないように思います。高級ブランドのショップの店長クラスは女性であることは一般的ですが、経営者は男性が普通です。エステ業界には、女性社長は比較的多くいますが、それでも男性社長の方が圧倒的に多数であることには変わりありません。
そのような中で、女性社長が活躍していくためには、パーソナルブランドの確立が重要になってきます。
パーソナルブランディングは、「自分らしさ」を表現することです。そして、自分自身の「存在価値」を確率し、その「価値」を周りの人々に認めさせる力があります。
人は、自分のためよりも「他人」のために役に立つことに喜びを覚え、実力以上の力を発揮することができます。誰かに「必要とされる存在」になることは、何よりの喜びであり、充実した人生を送ることができます。
女性社長として「かけがえのない存在」になることで、会社の業績も上がって行きます。それによって株主や社員、取引先など多くの人々を幸せにすることができます。パーソナルブランドを確立することは、自分自身が自分らしく生きると同時に、自分以外の誰かを幸せにすることにもつながるのです。
一般の人々のパーソナルブランディングは、本人と家族・友人までの広がりしかないかも知れませんが、女性社長のパーソナルブランドは、関係する業界に影響を与え、更には日本から世界にまで影響が広がって行く可能性を秘めています。