富裕層外国人が個人で所有する超大型クルーザー、いわゆるスーパーヨット(メガヨット)は、世界における市場規模が拡大しており、寄港する地域等への経済効果も非常に大きいことが注目されている。近年は世界各地から日本への寄港需要が増加するなか、国内最南端に位置する八重山への寄港を見据えた動きが表面化。石垣市も寄港地に名乗りを上げた。実際にその石垣に寄港したのは、甲板にヘリポートを備える全長約50㍍の「TRITON」(船籍・マーシャル諸島、総㌧数527㌧)。4日にマーシャル諸島を出港して16日に石垣港へ入港した。自然を守るために、「観光の量から質への転換」は今後重要な議題になっていくはずだ。そのためにも富裕層のスーパーヨットの同行から目が離せない。