会社売却時 | 7.8 % |
ビジネス利用 | 27.8 % |
夫婦の楽しみ | 23.5 % |
試乗 | 9.6 % |
子供の成長 | 5.2 % |
友人の紹介 | 12.2 % |
その他 | 13.9 % |
合計 | 100.0 % |
家や車のような大きな買い物をするとき、たいていは何かきっかけがあるもの。では、クルーザーを購入しようと思うのはどんなときだろう。アンケートの結果を見てみると、半数近くがビジネス利用、あるいは夫婦で楽しむためとして購入するというものだった。
逆に試乗がきっかけで購入すると回答したのが1割にも満たなかったのは意外だ。これは多くの方が試乗会に参加した経験がないからなのでは? そのような場合、船酔いするのではないかとか、つまらないのではないかといったようなマイナスのイメージが先行してしまうことも十分にあり得る。だから、ビジネスとして得意先を接待したり、家族サービスとして余暇にクルージングをしたりするような、明確な目的に回答が集まったのではないか。他にも「社内リクリエーションのため」という意見もあった。
これらに共通しているのは、得意先であれ家族であれ社員であれ、もてなす相手がいるということ。仮に試乗会に参加したことがあっても、これまでの試乗会が単にクルーザーに乗ってクルージング体験をするだけで終わってしまっていたとすれば、実際に自分がクルーザーを利用しているイメージがわきにくく、試乗会が購入のきっかけにならないと感じるのかもしれない。「試乗だけではなく、家族や友人と一緒にたのしめるイベントがあればなあ」という声もあり、誰かと一緒に楽しんでいる場面が想像できることが、これからの試乗会で非常に大切なことなのだろう。