リノベーションクルーザー | 52.6 % |
新艇 | 47.4 % |
合計 | 100.0 % |
リノベーションクルーザーと新艇では、その魅力に大きな差は見られなかった。つまり、新しいか古いかはそれほど大きな問題ではないということだ。
重要なのはそのクルーザーがどんなデザインで、どんな機能があり、どのくらいの価格なのかということ。デザインひとつとっても、「デザイナーの嗜好偏性による」という意見があるように、一流デザイナーがデザインしたからといって必ずしも自分の好みに合うとは限らない。
機能を重視するのであれば、いくら斬新で優れたデザインだとしても、最新の技術を搭載した新艇には敵わない。欲しい機能が思い描いているクルーザーライフに欠かせないものだとしたらなおさらだ。デザインがよくてもやりたいことができないのであれば何の意味もない。
「もしかしたら新艇よりリノベーションクルーザーのほうが高いかもしれない」というようなことももちろんある。リノベーションクルーザーはいわば世界にひとつだけのクルーザー。希少性が高くなれば価格が高くなるのも当然。
新艇だろうとリノベーションクルーザーだろうと、結局のところ自分のニーズにどれだけマッチしているかということが最も重要なことのようだ。